養老の滝
 岐阜西濃の養老山(859m)の山麓、標高300mに架かる。日本の滝100選の知名度高く、名水百選にも選ばれている。 あまりにも有名な孝子伝説の滝で知られ、毎年7月1日に滝開きがある。落差30mの滝前で、修験者が四方に破魔矢を放ち、滝への感謝と安全を祈る。大護摩がたかれ、その火で青竹の筒に注いだ酒を温め「笹酒」として人々に振舞われる。手筒花火も披露される。滝前の大楓が春、秋の滝景色に彩が映え、ついつい訪れることが多くなる。
また、この西方の垂井町に落差18mの「
不破の滝」があるが、伝説によると養老の滝の不動明王とともに滝自慢をして、養老の滝を美しい女滝、不破の滝を力強い男滝としたと伝わる。

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不破の滝